世界一のキャプテン②
①の続き
U-18ワールドカップで初優勝した日本代表キャプテンとは、小林隼翔内野手(広陵高校)です。小林主将は予選のアメリカ戦で外野手と激突し検査入院、その後何事もなく退院をしていました。チームも勝ち上がり、いよいよ初優勝をかけた決勝戦の朝。
主催連盟から「彼の出場は認めない」と連絡がありました。監督コーチが理由を聞くも一切返答はなかったとの事です。
(ちなみにそれまで小林主将はチームで一番ヒットを打ち、チームを引っ張っていて、検査で身体に問題なく、準備万端で気合入った当日朝に「出場は無理」と言われたら、普通悔しさで一杯じゃないですか??)  しかし小林主将は「出たかったのは間違いないです。でもどうして僕が?と思いませんでした。他の選手がこんな悔しい思いをして欲しくなかったので、自分でよかったです」(出場不可だが、ベンチ入りメンバーには登録され、)
「出られないけど、一番選手と話す機会が得られる場所はバット引きだと思ったので、自分がその役割を選びました」「声だとかバット引きとか小さな心掛けが大きな成果につながると思って動いてました」 

さすがです(泣)主将自ら、チームの為に全てを賭けてできる事をやる!!さすが名門広陵高校でも主将を張るだけの選手です!
普段からそういう姿勢が現れている主将なので、チームメート(普通のチームメートではないです^^ 高校野球のトップ、プライドの塊のような選手たち)から「絶対世界一の主将にしてやるから」と言われていたそうです。 
「こんな思いをするのは自分でよかった」と思うキャプテンと「お前を世界一の主将にする」という仲間の思いが初優勝という結果になったというお話でした。


「人が人を選ぶにあたって最も大切なのは【信頼】なんだ。それに比べたら頭がいいとか才能があるなんて事は、このクラッカーの歯クソほどの事もないんだ」(ポルポ ジョジョの奇妙な冒険)
「仲間の誰かが必ずやり遂げてくれる 私はそう確信している」(胡蝶しのぶ 鬼滅の刃)
濱口父母会長 返信数:0 更新日:2023/9/15 16:26 / 投稿日:2023/9/15 16:26